7/19/2012
もうすぐ始まります。
3年前から、思い描いてきた山間集落での小さな芸術祭。懐かしい風景やそれを共有できる人たちとの関わり。
昨年の秋、北川フラムさんと僕が美短の一室でミーティングをしてこの構想が始まり、地域おこし協力隊の桝本杉人さんと上小阿仁村をうろうろとしながら見つけた八木沢の草まみれの棚田。その時感じた圧倒的な地のちから。桝本さんから八木沢の歴史を聞いた10分ぐらいで構想は固まり、そのとき桝本さんに「棚田舞台」「地域芸能披露」「八木沢番楽と根子番楽の出会い」「舞踏」「音楽」とアイデアを次々と話した。その時の事は鮮明に覚えている。静かに興奮してたと思う。棚田に関しては、上小阿仁村村長の思い入れも強く、意見は合致した。その後は「八木沢カフェ」「クリーンナップワークショップ」「明後日朝顔」など、県や村の関係者から次々とアイデアが出てきた。それらを、4月から全力で秋田県や上小阿仁村の人たちと実現するべく動いてきた。
同時に越後妻有の方でも制作を同時進行してきた。こちらも、小屋の一つの内部空間をギャラリーに改修。2500個のだんぽをぶら下げた大規模なインスタレーションを展開している。
それが、越後妻有と秋田で7月29日から始まる。
大地の芸術祭飛び地開催「KAMIKOANIプロジェクト秋田」
プロジェクト公式ホームページ http://kamikoani.com/
プロジェクトブログ http://blog.kamikoani.com/
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012「KAMIKOANIプロジェクト」
大地の芸術祭公式ホームページ http://www.echigo-tsumari.jp/
プロジェクト公式ホームページ http://kamikoani-project.shibayama.net/
プロジェクトブログ http://kamikoani.shibayama.net/
7/02/2012
KAMIKOANIプロジェクト秋田がはじまる。

7月1日に開催地となる八木沢地区のクリーンナップワークショップが行われました。なんと15人の集落に160人が集まりました。いよいよ、29日の開催に向けて、本格的にKAMIKOANIプロジェクトが始まりました。
アートが呼び水となって賑わいが戻り、そのアートが去ったあとまでを見据えた長いプロジェクトへの第一歩です。
2/29/2012
雪の様相
数週間前に、絵本作家の丸岡先生と陶芸家の田村さんを連れて行った、秋田県北秋田郡上小阿仁村の奥地『八木沢集落』。そこの棚田を覆う雪。天候も良く美しいとしか言いようがない。雪と、土地のかたちと、それだけしかない。経験したことのない素朴な土地の力。
さて、この夏、この土地に挑む。自分に備わっている武器はそれほど多くない。あるとすればそれはなにか。それだけで完結している自然に対してなにができるか、アートでもない、彫刻でもない、自然でもない、何でもないものが出来るかどうか。
こちらはつい先週の写真。新潟県十日町仁田にある作品は高さを5Mを超えている。でも毎年、この状態に。今年は破損が激しく、修理も必要になった。秋田とは全く質の違う強烈に重い雪。みんな雪とともに暮らしている。詳しくは http://kamikoani.shibayama.net/
秋田と新潟、全く異なる雪の様相。
さて、この夏、この土地に挑む。自分に備わっている武器はそれほど多くない。あるとすればそれはなにか。それだけで完結している自然に対してなにができるか、アートでもない、彫刻でもない、自然でもない、何でもないものが出来るかどうか。
こちらはつい先週の写真。新潟県十日町仁田にある作品は高さを5Mを超えている。でも毎年、この状態に。今年は破損が激しく、修理も必要になった。秋田とは全く質の違う強烈に重い雪。みんな雪とともに暮らしている。詳しくは http://kamikoani.shibayama.net/
秋田と新潟、全く異なる雪の様相。
1/12/2012
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